awsの監視サービスを利用するときに知っておきたい料金の基本

awsを運用するときにはサーバー監視のための体制を整えることがほぼ必須です。外部の監視サービスを利用することもできますが、どのくらいの料金がかかるのかがわからずに決めかねてしまうこともあるでしょう。社内で監視できる体制を整えるのと比べてコストパフォーマンスが高いのかどうかを判断できるようになるための基本を紹介します。

サーバーレス化のためのawsの運用メリットと監視のポイント

監視サービスには四つある

外部の監視サービスの利用を検討する上でまず押さえておきたいのがサービスの種類です。大まかにはサーバー監視体制としてどのような形を提供してもらえるかによって四種類に分けることができます。業者によってどれか一つにしか対応していない場合もあれば、四種類のどれにも対応していてプランを選べるようになっている場合もある他、相談してカスタマイズされたサービスを受けられる場合もあるのが現状です。

どんなプランがあるのかを監視サービスの充実度が低い順に確認しておきましょう。一つ目に挙げられるのが監視と通知のサービスです。awsのサーバーのリソースをプログラムによって定期的に自動監視する形を整え、そのログを記録しておいてくれるのが基本になっています。

ストレージの割り当てなどの具体的な作業が必要な部分は全く手を付けず、その必要性が高いときに通知してもらえるのが特徴です。障害発生時にSMSやEメールなどで通知してくれるサービスもありますが、条件をリストアップしておくことによって該当する問題が生じたときに通知をもらえるサービスもあります。

どの場合にも基本的には無人監視になっているため、エンジニアによる直接サポートは受けられないのが原則です。二つ目のサーバー監視サービスは監視と自動対応および通知のサービスです。監視については一つ目に挙げた監視と通知のサービスと同じ仕組みになっているのが一般的で、プログラムによるログの作成や障害発生の確認が行われます。

障害発生時や障害発生リスクがあるときに通知を受け取れることに加え、プログラムされた自動対応をしてもらえるのがこのサービスの特徴です。この条件になったときにはこの対応をするという関連付けをしたプログラムを作って対応してくれるため、サーバーの割り当ての調整などの簡単なものであれば自動的に処理してくれるのが魅力です。

三つ目は有人監視で基本対応を一通り行ってくれるサービスです。エンジニアが常に一人以上は監視する状態を保ってくれるのが特徴で、ログの管理なども自動で行うだけでなく確認作業をしてくれる手厚いサービスを提供している業者もあります。

障害対応だけでなく障害発生リスクがあるかどうかも常に監視して適切な対応をしてくれるのが魅力です。エンジニアの力量によってどのくらい監視による障害発生リスクの低減や障害への迅速対応ができるかが異なりますが、プログラムしておくのが難しいような予期せぬトラブルに対しても柔軟に対応してくれるので安心できるサービスでしょう。

四つ目はトータルソリューションのサービスです。有人監視をしてくれる場合もありますが、社内の人材で有人監視をできるようにしたいから教育して欲しい、自動化のためもプログラムを作れるようになりたいからコンサルティングをして欲しいなどといった要望にも応えてもらえます。

ノウハウや経験を十分に持っているエンジニアから直接指導を実地で受けられることに加え、監視体制についての提案も受けられるのが特色です。安心してawsを運用できる体制を整えるためにプロからの指導を受けたいときにはトータルソリューションのサービスがうってつけの候補となります。

一般的な料金体系について知っておこう

awsのサーバー監視サービスの料金について詳しく見ていく前に前提として押さえておきたいのが料金体系です。監視サービスは継続的に行ってもらう業務委託契約で行うのが基本になっています。

監視サービス業者ではプランごとに月額料金を定めているのが普通で、それ以外に初期費用を負担するのが一般的です。プランの内容も料金も明確になっている業者が増えてきていますが、全てヒアリング結果に基づいて柔軟に決められる仕組みになっている業者も決して少なくはありません。

柔軟な対応をしてくれる業者なら契約の仕方次第では一括払いにすることもできるので予算に応じて検討してみるのが大切です。

料金相場はどのくらいか

実際にawsの監視サービスを外部に委託するとどのくらいの料金がかかるのでしょうか。業者によって料金にもかなりの違いがあるのは確かですが、上述の四種類に分けてみると大まかな相場がわかります。監視と通知のサービスの場合には月額1万円前後というのが相場になっていて、初期費用もあまりかからないのが一般的です。

自動対応サービスを追加したプランになると月額2万円から3万円くらいが相場になります。ただ、自動対応をどこまで行ってくれるかによって料金にはかなりの違いがあるので注意しましょう。プリフィクスのものだけならこのくらいの料金で済みますが、現場に応じてプログラムを組んでもらうと初期費用がかさむのが通例です。

有人監視の場合には2万円から10万円くらいが相場になっていて、エンジニアのスキルの高さや監視頻度などによって大きな差が生じるのが特徴です。トータルソリューションのサービスは相場がはっきりとしていませんが、提案するだけで実働がないサービスなら2万円から5万円、実働も含む場合には5万円から20万円が相場になっています。

要求する内容に応じて料金が変わる仕組みのところも、完全固定額のところもあるので注意しましょう。

フリーランサーを利用する方法もある

料金を抑えたいときにはフリーランサーのエンジニアに監視を依頼する方法もあります。内容に応じて金額を決めて募集をかけられることに加え、自動監視プログラムを作成してもらって終わりという形にすれば継続的な費用はかかりません。

活用の仕方次第ではコストパフォーマンスがかなり高くなるでしょう。

社内で行うのと比べてみよう

社内の人材でawsの監視をするのと外部委託をするのを比べてみるとコストパフォーマンスが高いのはどちらでしょうか。社内エンジニアを新たに野党となると給料や保険を加味すると月80万円くらいの費用がかかることは否めません。

アルバイトを雇えたとしても月60万円程度は覚悟する必要があります。ただ、情報漏えいリスクがなく、常に柔軟な対応を要求できることに加え、他の業務も並行して行ってもらえるのはメリットです。どのくらい業務があるかによってコストパフォーマンスの高さが左右されるので、監視だけが目的なら外注、それ以外の業務も任せるなら社内の人材に任せると考えるのが妥当です。